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パーキンソン病オフ症状の改善

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2012年06月07日 PM06:00

パーキンソン病は、主に40歳から50歳以降に発症する、原因不明の神経変性疾患である。神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えらる。振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害の四症状を特徴とする。

薬物療法による治療において、レボドパ含有製剤の効果が切れることにより発生する、振戦、筋固縮、動作緩慢などのオフ症状を示すことがある。

アポカイン皮下注30mg

協和発酵キリンでは、抗パーキンソン病薬のアポモルヒネ塩酸塩水和物(商品名アポカイン皮下注30mg)の承認取得をし、2012年5月29日、薬価収載された。

パーキンソン病におけるオフ症状の改善を効能・効果とし、用法・用量は、発現時に1回1mgから開始し、経過を観察しながら1回量1mgずつ増量、維持量(1~6mg)を定める。最高投与量は1回6mgまでとする。

アポカインは、投与後20分でオフ症状を速やかに改善するとともに、投与後120分で効果が消失する短時間作用型製剤である。

▼外部リンク

新医薬品一覧表(平成24年5月29日収載予定)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/

協和発酵キリン ニュースリリース2012年3月30日
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news/2012/20120330_02.html

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