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明美ちゃん基金で小さな命を救う、大きな仕事

読了時間:約 40秒
2012年06月03日 PM05:00
アムルちゃん、手術へ

重い心臓疾患をもつモンゴルの男の子アムルちゃん生後3ヶ月が、日本で手術を受けることになった。アムルちゃんは、臓から出る大動脈と肺動脈が入れ替わる「」で、左心室と右心室の間の壁に穴が開く「」と「肺高血圧」も併発している状態で、手術をしなければ長くは生きられない状態であった。2012年5月28日に来日し、6日に東京女子医大で手術を受ける予定である。

明美ちゃん基金

今回、アムルちゃんは「明美ちゃん基金」の適用を受けて、手術する。

本基金は、鹿児島県に住む伊瀬知明美ちゃん(当時5歳)が生まれつき心臓の右心室と左心室の間に穴が開いている心室中隔欠損を患っていたが、金銭的な問題で手術を受けられずにいるという記事を発端にしてできた基金で、現在では、発展途上国の子供たちも対象になっている。40年以上にわたり、100人以上の小さな命を救ってきた基金である。

▼外部リンク

産経新聞社 明美ちゃん基金
http://sankei.jp/business/bu_akemi.html

 

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