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日本初不活性ポリオワクチン

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2012年05月30日 PM10:00
ポリオワクチン

ポリオは、急性灰白髄炎ともよばれており、ポリオウイルスによって発症するウイルス感染症のことである。一般的に脊髄性小児麻痺(略して小児麻痺)と呼ばれている。日本では 1961 年より経口生ポリオワクチンの接種が開始され、2000年にはポリオ根絶宣言が出された。

根絶後も海外から入ってくる可能性や免疫保有者数が減るとまた流行する恐れもあり現在でもワクチン接種が行われている。しかし、生ワクチンは免疫力がつきやすい一方で、稀にワクチン関連ポリオ麻痺を発症することがある。

不活性ワクチン

サノフィパスツールは、単独不活化ワクチン「イモバックスポリオTM 皮下注(以下、イモバックスポリオ)について、製造販売承認を取得した。不活性ポリオワクチンとして日本で初めて承認された。イモバックスポリオは、3 種類のポリオウイルスの病原性を除き、ウイルスの感染力をなくしたワクチンである。9月1日から定期接種が可能となる。

▼外部リンク

サノフィパスツール ニュースリリース2012年4月27日
http://www.sanofipasteur.jp/sanofi-pasteur2/sp-media/AVPI_JP_EN/JA/284/2068/NS_FINAL_PR_20120426_IPV_Approval_yk.pdf

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