2012年5月18日、茨城県鹿嶋市の病院に勤務する20代の女性がツイッターに、Jリーグの鹿島アントラーズの選手に関する個人情報を投稿、炎上状態となった。
女性の投稿によると
と、カルテの中から選手の個人情報を発見したことを明記している。
また、女性自身がツイッターで診療情報管理士として勤務しているとつぶやいており、患者の個人情報を管理するための資格を持っている人間が、ツイッター上で有名サッカー選手の個人情報を投稿したことで、情報倫理の意識に欠けるとして非難が高まり、女性自身の個人情報が匿名掲示板を通じて公になる結果となった。
事態を把握した病院は、19日、サイトに謝罪文を掲載した。
院長は
とコメントしている。
再発防止に向けた今後の対応策として、ソーシャルメディアサービスでの不適切な書き込み防止する委員会のを立ち上げ、職員に対してソーシャルメディアサービス利用の仕方と個人情報保護に関する講習会を実施する。
女性には事情聴取を行い、調査結果に基づき、厳正なる処分を下す、としている。
近頃では、ホテル職員が宿泊に来た芸能人の名前を投稿したり、ショップの店員が買い物に来たスポーツ選手を中傷するなど、ツイッターを発端とする個人情報の流出が後を絶たない。
芸能人や有名人が相手となると自制心が緩むためか、ツイッターという誰でも気軽に情報を発信出来るツールが普及したためか、従業員が顧客の個人情報を漏らす事件に歯止めが効かないことが問題視されている。
▼外部リンク
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2012/05/21132715.html
小山記念病院
http://koyama-mh.or.jp/
鹿島アントラーズ オフィシャルサイト
http://www.so-net.ne.jp/antlers/