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ブラッドパッチが先進医療に、患者の負担削減

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2012年05月23日 PM03:00
脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症とは、交通事故などにより、脳や脊髄を覆っている硬膜から髄液が漏れだし、頭蓋骨内の髄液が減少し、脳と頭蓋骨をつなぐ神経や血管が引っ張られることで、激しい頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などの症状が出る疾病である。これまでは、髄液漏れを止める硬膜外自家血注入()による治療が保険外で行われてきた。

一部の保険適用が認められる

厚生労働省の基準を満たした医療機関で治療を受ければ費用の一部が保険適用される「」として、ブラッドパッチが認められる方針が出された。早ければ7月から適用されるとのこと。

患者の負担が大幅減

これまで保険適用外であったため総額30万円ほどかかっていた費用が、今回の適用を受ければ、10万円ほどの負担に軽減される。適用には診断基準があり、これを満たした患者のみが対象となる。

▼外部リンク

厚生労働省 第2項先進医療に係る新規技術の届出状況について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002aqry-att/2r9852000002as23.pdf

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