統合失調症の治療は、急性期治療と慢性期治療(休息期および回復期)および症状が消失した後の維持期治療の3つである。統合失調症は、症状が消失したあとも再発の可能性が高い疾病で、再発を防止するための維持期治療が長期にわたり必要となる。
アリピプラゾール持効性注射剤
大塚製薬とH.ルンドベックA/Sは、成人の統合失調症の維持療法として、「アリピプラゾール持効性注射剤」の臨床第3相試験の試験結果を発表した。本試験は、患者710例を対象とした2週間の無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験で、有効性、安全性、忍容性を評価した。主要評価項目である再発までの期間においてプラセボ群と比べ、有意に延長した。
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大塚ホールディングス ニュースリリース 2012年5月8日
http://www.otsuka.com/jp/hd_release/release/pdf.php?news=541