苦しむ患者に追い打ちをかけていた数十万円の治療費
厚生労働省 先進医療専門家会議は、交通事故などの外傷が原因で起こる脳髄液が漏れ、激しいめまいや耳鳴り、吐き気などを引き起こす「脳脊髄液減少症」の治療法である「ブラッドパッチ」を、先進医療として認定しました。
「ブラッドパッチ」には保険が効かないため、検査治療、入院費などで、1回あたり30万円程度の費用を自己負担しなければなりませんでした。
早ければ、7月から適用へ
今回、先進医療として認められた症状は、画像による診断基準を満たした症例「脳脊髄液漏出症」のみですが、脳脊髄液減少症の患者団体は、先進医療に認められたことは歓迎しながらも、「脳脊髄液漏出症」の患者は、全体の1割程度のため、適応疾患の拡大を求めています。
▼外部リンク
厚生労働省 脳脊髄液減少症研究班公式HP
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/NeuroSurge/nosekizui/index.html
厚生労働省 先進医療専門家会議
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000amvy.html#shingi3
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120518/bdy12051801010001-n2.htm