創薬分野で期待高まるバイオ医薬品
組み換えDNA技術、細胞融合法、細胞大量培養法などのバイオテクノロジーで製造された医薬品のことをバイオ医薬品という。
組み換えDNA技術によるたんぱく質性医薬品(ホルモン、酵素、抗体など)、遺伝子治療に用いる遺伝子組み換えウイルス、培養皮膚などの細胞性治療薬、RNAやDNAの断片そのものを用いる核酸性医薬品などがある。
ベーリンガー独自ブランド「バイオエクセレンス」
バイオテクノロジー分野で35年以上にわたる長い歴史を持ち、19種類もの製品を市場に提供してきた実績をもつベーリンガーインゲルハイムは、バイオ医薬品受託製造事業の独自ブランド「ベーリンガーインゲルハイム バイオエクセレンス」を立ち上げた。ベーリンガーインゲルハイムのバイオ医薬品部門では、2011年にバイオ医薬受託製造コンペティティブ・ストラテジー・リーダーシップ・アワードを受賞している。
ビーベラッハ(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)、フリーモント(米国)の生産拠点で、DNAから製造最終工程に至るまでを提供する予定である。
▼外部リンク
ベーリンガーインゲルハイム プレスリリース2012年7月3日
http://www.boehringer-ingelheim.jp/120703.html