医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 総務省、安全対策で改善要求「患者投薬段階まで業務確認を」―厚労省に勧告

総務省、安全対策で改善要求「患者投薬段階まで業務確認を」―厚労省に勧告

読了時間:約 1分56秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年09月02日 AM09:51

総務省は8月30日、医薬品に関わる医療事故を防止するため、医療機関で業務手順書に基づき安全に取り扱うことができているかの確認を、患者への投薬段階まで徹底するよう厚生労働省に勧告した。投薬段階で別の患者に医薬品を投与したりするなどの医療事故件数が多いことを受けた措置。同省が行政評価を行うために実施した調査結果から、医薬品の安全管理対策に改善の余地があると判断した。

調査は、昨年8月~今年8月まで、、国立病院機構、都道府県、保健所、医療機関等を対象に実施されたもの。医療機関で安全管理体制が確保できているかどうか、国の指導監督が適切に実施されているかどうかを評価した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外