製造販売承認はMSDが取得、販売はアステラス製薬が担当
MSD株式会社とアステラス製薬株式会社は11月28日、DPP-4阻害剤ジャヌビア(R)錠(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)とSGLT2阻害剤スーグラ(R)錠(一般名:イプラグリフロジンL-プロリン)の配合剤について、日本におけるコ・プロモーション契約を締結したことを発表した。
同剤の製造販売承認はMSDが取得し、販売はアステラス製薬が担当。また、医療機関への情報提供活動については、MSDおよびアステラス製薬が共同して行う。両社は2015年に、日本における同剤の共同開発および販売に関する基本合意書を締結。MSDが2型糖尿病治療薬として承認申請中だ。
ジャヌビア錠は、MSDが製造販売する日本初の選択的DPP-4阻害剤。1日1回の投与で選択的にDPP-4を阻害し、活性型インクレチンを増加させることで血糖依存的な血糖低下作用を示す。
スーグラ錠は、アステラス製薬が製造販売する日本初の選択的SGLT2阻害剤。1日1回の投与で選択的にSGLT2を阻害し、腎臓でのブドウ糖再取り込みを抑制することでインスリン非依存的な血糖低下作用を示す。
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・MSD株式会社 ニュースリリース