医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、後発品715品目を薬価収載―代替新規大幅増で品目最多

厚生労働省、後発品715品目を薬価収載―代替新規大幅増で品目最多

読了時間:約 2分5秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年06月24日 AM09:51

厚生労働省は21日、後発品715品目を薬価基準に収載した。医療安全等の観点から名称変更した代替新規の品目数が大幅に増えたため、1998年以降、最多の収載品目数となった。初の後発品収載となったのは、抗パーキンソン病剤「プラミペキソール塩酸塩水和物」(ビ・シフロール=日本ベーリンガーインゲルハイム)、血圧降下剤「アゼルニジピン」(カルブロック=第一三共)など5成分。また、3成分に対して新規収載希望が10品目を超えた内用薬に限って先発薬価の“0・6がけ”とする算定ルールを適用した。

■初後発は5成分127品目に

収載の対象となったのは、今年2月25日までに薬事承認された医薬品。収載希望は754品目だったが、販売体制の整備や申請手続きの不備、安定供給に対する不安などを理由に19品目が希望を取り下げた。また、局方名収載等により20品目が告示不要となり、最終的に183成分367規格715品目の収載となった。前回の昨年12月収載と比較すると120品目増えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外