医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 門前と敷地内薬局の報酬「差なしに再検討の余地」-塩崎厚労相

門前と敷地内薬局の報酬「差なしに再検討の余地」-塩崎厚労相

読了時間:約 1分34秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年04月07日 AM10:30

塩崎恭久厚生労働相は4日の参議院厚生労働委員会で、大病院の敷地内に設置が相次いでいる「」について、「門前薬局と同じ(診療報酬の)点数で、そこに差がないというのは少し再検討の余地がある」と述べ、敷地内薬局の報酬見直しを示唆した。自民党の藤井基之議員の質問に対する答弁。

藤井議員は、規制緩和によって認められた敷地内薬局が各地で相次ぎ設置されている動きに言及。市立病院が公募要項で契約賃料として変動賃料を設け、1枚当たりの単価に店舗の1年間の取り扱い処方箋数を乗じたものとしていることを例に挙げ、「病院が薬局にリベートを要求している形を賃料に名前を変えただけと考えられる」と指摘。保険薬局および保険薬剤師療養担当規則に抵触するとして、「こうした(敷地内)薬局は保険指定すべきでない」との考えを示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国民医療推進協議会】薬局の厳しい状況訴える-賃上げと物価高に財源を
  • 【官民対話】中間年改定廃止を業界訴え‐行政側からは慎重な回答
  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言