医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【局方130周年記念シンポ】RS基盤の薬局方へ展開を-時代に合った対応必要に

【局方130周年記念シンポ】RS基盤の薬局方へ展開を-時代に合った対応必要に

読了時間:約 1分55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年09月21日 AM11:00

厚生労働省と医薬品医療機器総合機構()は15日、都内で日本薬局方130周年記念シンポジウムを開いた。基調講演で厚労省の森和彦大臣官房審議官(医薬担当)は、日本薬局方の歩みと歴史的な背景を振り返りつつ、グローバル化など医薬品製造を取り巻く環境変化を踏まえ、時代に合った薬局方への見直しが必要と指摘。「レギュラトリーサイエンスに裏づけられた“ファーマコピア”への展開こそ日本薬局方の進むべき道ではないか」と提言した。

日本薬局方は、1886年にオランダ人教師ゲールツ博士らの協力を得て初版が公布され、89年には日本人の改正作業による「薬品営業並薬品取扱規則」、1948年には旧薬事法の公布と共に「国民医薬品集」が制定され、61年施行の薬事法(現薬機法)において第7改正が行われ、2部構成の薬局方となり現在に至っている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外