医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > UCLと眼科分野の共同研究と教育に関する覚書に署名-参天

UCLと眼科分野の共同研究と教育に関する覚書に署名-参天

読了時間:約 1分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月05日 PM01:30

学生3万5,000人、職員1万1,000人以上の世界トップクラスのUCL

参天製薬株式会社は8月3日、英国のユニヴァーシティカレッジロンドン(UCL)と眼科分野における共同研究と教育に関する覚書に署名を行ったことを発表した。覚書は、参天製薬常務執行役員、チーフ・サイエンティフィック・オフィサー兼研究開発本部長であるナヴィード・シャムズと、UCLのVice-Provost(Enterprise)であるDr. Celia Caulcottによって署名された。

UCLはオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に続いて、1826年に設立された。法律、医学および建築の体系的教育を提供した最初の大学で、世界の各種ランキングでもトップクラスに位置しており、150か国からの3万5,000人以上の学生と1万1,000人以上の職員を擁する。

UCL眼科学研究所と共同研究、PhD学生へ資金援助

協力関係の一部として、参天製薬はUCL眼科学研究所の研究者との共同研究および、PhD学生への資金援助を行う。参天製薬とUCLは協働で眼科研究を行い、アンメットメディカルニーズを満たす治療へとつなげる。また、さまざまな眼科分野における優秀な人材育成を共同で進めることを目指していくとしている。

今回開始したパートナーシップは、共同で行う臨床研究、トランスレーショナルリサーチおよび疾患領域に特化した創薬研究を通じて、参天製薬の研究開発力を強化し、戦略目標を達成する重要な原動力となると期待されている。眼科領域における未充足ニーズを満たすために、このパートナーシップを活用することで、革新的な治療や技術のプラットフォームの探究を続けていきたいと、参天製薬は述べている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 加齢による認知機能低下、ミノサイクリンで予防の可能性-都医学研ほか
  • EBV感染、CAEBV対象ルキソリチニブの医師主導治験で22%完全奏効-科学大ほか
  • 若年層のHTLV-1性感染症例、短い潜伏期間で眼疾患発症-科学大ほか
  • ロボット手術による直腸がん手術、射精・性交機能に対し有益と判明-横浜市大
  • 前立腺がん、治療決定時SDMが患者の治療後「後悔」低減に関連-北大