医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 「ワンクリノン」、国内の承認取得-メルクセローノ

「ワンクリノン」、国内の承認取得-メルクセローノ

読了時間:約 1分2秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年07月12日 PM01:00

「生殖補助医療における黄体補充」を効果・効能として

メルクセローノ株式会社は7月4日、「生殖補助医療における黄体補充」を効果・効能とした「(R)腟用ゲル90mg」(一般名:)の日本国内における製造販売承認を取得したと発表した。

ワンクリノンは、「Crinone(R)」のブランド名で1995年に英国で承認を受けて以降、現在では世界96か国で承認され、78か国で販売されている。メルクは、プロゲステロンを含む不妊治療薬ポートフォリオによって現在までに推定200万人以上の新生児の誕生をサポートしている。

メルクはこれまで、不妊治療に必要とされる、遺伝子組換え型ヒト卵胞刺激ホルモン(r-hFSH)、遺伝子組換え型ヒト黄体形成ホルモン(r-hLH)、遺伝子組換え型ヒト絨毛性ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)(r-hCG)の3種類のホルモンについて、遺伝子組換え製剤を含む不妊治療薬の包括的なポートフォリオを提供している。

不妊治療のリーディング企業として製品ラインナップを強化

同社は、日本においては、遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤「ゴナールエフ(R)皮下注ペン300/450/900・皮下注用75/150」(一般名:ホリトロピンアルファ(遺伝子組換え))および「セトロタイド注射用0.25mg/3mg」(一般名:セトロレリクス酢酸塩)を販売している。

今回の承認により、不妊治療のリーディング企業として製品ラインナップを強化。同社は、国内における不妊治療領域のリーディング・カンパニーとしてのポジショニングを確立し、継続的な成長を目指していくとしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待
  • 心臓ロボット手術用の部位を見やすく展開するプレートを開発-大阪公立大
  • 新たにオンコロジー領域に注力し「2031年までに年平均成長率8%を目指す」‐GSK