日本保険薬局協会(NPhA)は12日、2016年度診療報酬改定を踏まえて行った会員アンケートの中間結果を発表した。アンケートは4月26日から今月12日まで実施、47社3994薬局が回答。その結果によると、基準調剤加算の届け出数は16年3月時点と比べて大きく減少した。また、かかりつけ薬剤師の届け出数は回答全体の約4割となった。
調剤基本料の届け出数は、16年3月時点では基本料1が3785薬局(94.8%)、基本料2が209薬局(5.2%)だったが、今回の結果では、基本料1が2827薬局(70.8%)、基本料2が179薬局(4.5%)で、基本料1は24.0ポイント減、基本料2は0.7ポイント減となった。基本料3は988薬局(24.7%)と4分の1を占めた。