医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【PMDA調査】「ラミクタール」安全性速報-薬局の2割が情報知らず

【PMDA調査】「ラミクタール」安全性速報-薬局の2割が情報知らず

読了時間:約 1分43秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年04月18日 AM10:30


■かかりつけ機能発揮促す

保険薬局で抗てんかん薬「ラミクタール錠」の安全性速報()による注意喚起の内容を知っている割合が8割にとどまり、2割近い薬局では情報が知られていなかったことが、)が実施した調査で分かった。取り扱い医薬品の多さなどから、常時在庫している医薬品の安全性情報を「十分に管理できていない」と回答した施設は依然として41.2%に上っており、PMDAは「副作用のフォローなど、かかりつけ薬剤師に求められる機能を果たすには、全ての医薬品に関して重要な安全性情報を迅速に入手、管理することが必要」としている。

調査は、薬局における医薬品安全性情報の入手、伝達、活用状況等を把握するため、昨年10~12月にかけて全国の保険薬局の1割に当たる5664施設を対象に行ったもの。回収率は68.2%だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外