先進の画像クオリティで日常診療のエコー診断を可能に
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は4月4日、院内のあらゆるシーンでビッグデータの共有を可能にする、循環器向け超音波診断装置「Vivid S60」(ヴィヴィッド・エス60)の販売を開始したことを発表した。
画像はリリースより
Vivid S60は、同社のVividシリーズ最上位機種「Vivid E95」の持つ高性能を保ったまま、小型軽量化することに成功した新製品。タブレット型タッチパネルと、最適に設計されたキー配列によるスムーズな操作性は、従来のVividシリーズから継承している。
院内のあらゆるシーンでビッグデータの共有を可能に
また同製品は、Vivid E95に搭載されているビッグデータ情報処理ソフトウェア「cSound」(シーサウンド)の搭載。最上位機種と同レベルの高画質かつ情報量の多い検査画像の提供し、心臓領域から腹部・血管まで幅広い領域において、高画質と高フレームレート(リアルタイム性)の両立を実現しているという。
さらに、同製品シリーズであればどの装置間でもデータ共有ができるため、cSoundを搭載した同社のVividのビッグデータイメージングシリーズ「Vivid cSound Family」を活用することで、院内の情報共有を容易にし、超音波診断に関わる医師・技師および患者の負担軽減が期待されるという。
また、狭小な日本の医療施設でも導入しやすいコンパクトな設置面積に設計されているのが特徴。バッテリー内蔵によりシャットダウンや再起動の時間を待つことなく院内どこでも持ち運び、検査が可能に。ICU、CCU、NICUや病棟でも高度な超音波検査を行うことができるとしている。
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