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あすか製薬が胃蠕動運動抑制剤に関し、上部消化管 内視鏡治療における抑制の効能が追加されたと発表

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2013年03月06日 PM07:13

消化器系を重点領域のひとつとして販売活動を特化

2月28日、あすか製薬株式会社(以下、)が販売契約を締結している、日本製薬株式会社(以下、日本製薬)開発品上部消化管内視鏡検査時の胃蠕動運動抑制剤「ミンクリア内用散布液0.8%」に関し、「上部消化管内視鏡治療における胃蠕動運動の抑制」の効能が追加された。

(Wikiメディアより引用)

上部消化管内視鏡治療とは「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」「内視鏡的胃瘻造設術(PEG)」「ポリペクトミー等の上部消化管内視鏡治療」。

これにより同剤は「上部消化管内視鏡時の胃蠕動運動の抑制剤」として広く使用することが可能となった。あすか製薬は、今回の効能追加により、同剤が上部消化管内視鏡による検査および治療に広く適用され、医療に貢献できるものと期待している。

「ミンクリア内用散布液0.8%」

同剤は、

上部消化管内視鏡時に内視鏡の鉗子口より胃幽門前庭部に非侵襲的に直接散布する新しい投与形態の胃蠕動運動抑制剤です。
(あすか製薬株式会社ニュースリリースより)

プレフィルドシリンジに1回投与量が充填され、ほぼ無色・澄明な液剤(散布型)。簡便に投与できて今までの内視鏡時の前処置を大きく変えるものである。医療現場に新しい選択肢が提供された。

同剤は、2010年10月に上部消化管内視鏡検査時の胃蠕動運動抑制剤として製造販売承認を取得、2011年1月より、あすか製薬は日本製薬とコ・マーケティングを開始した。

胃の蠕動運動を抑制する目的は「上部消化管内視鏡検査」と「治療」とで同じであることから、医療現場より内視鏡治療への効能拡大が望まれ、日本製薬が2011年より治験を開始、2012年7月に効能追加の承認申請を行っていたもの。

治験の結果、内視鏡検査と比べて処置時間の長い内視鏡治療にて30分以上の効果持続時間、早期胃癌患者に対する高い胃蠕動運動抑制効果が確認されたという。(佐々木理恵)

▼外部リンク

あすか製薬株式会社ニュースリリース
http://www.aska-pharma.co.jp/pdf/company/news201303012

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