1月8日付け「使用上の注意の改訂指示」を詳細に紹介
厚生労働省は、2013年2月27日に「医薬品・医療機器等安全性情報 No.299」を発出した。
安全性情報は全4件。「重要な副作用等に関する情報」および「使用上の注意の改訂について」では、平成25年1月8日に発出された「使用上の注意の改訂指示」について、詳細な情報を公開している。
・PMDA医療安全情報の活用について
・重要な副作用等に関する情報
-ザナミビル水和物(リレンザ)
-ジョサマイシン(ジョサマイシン錠50mg,同錠200mg)、ジョサマイシンプロピオン酸エステル(ジョサマイシロップ3%,同ドライシロップ10%)
-スニチニブリンゴ酸塩(スーテントカプセル12.5mg)
-竜胆瀉肝湯(医療用)
・使用上の注意の改訂について(その243)
グリメピリド,ピオグリタゾン塩酸塩・グリメピリド他(4件)
・市販直後調査の対象品目一覧
・重要な副作用等に関する情報
-ザナミビル水和物(リレンザ)
-ジョサマイシン(ジョサマイシン錠50mg,同錠200mg)、ジョサマイシンプロピオン酸エステル(ジョサマイシロップ3%,同ドライシロップ10%)
-スニチニブリンゴ酸塩(スーテントカプセル12.5mg)
-竜胆瀉肝湯(医療用)
・使用上の注意の改訂について(その243)
グリメピリド,ピオグリタゾン塩酸塩・グリメピリド他(4件)
・市販直後調査の対象品目一覧
(陰性インフルエンザウイルス Wikiメディアより引用)
リレンザで3人がショック症状
ザナミビル水和物(リレンザ)については、平成21年4月1日から平成24年11月5日の直近約3年7ヶ月の間に、アレルギー性ショック関連症例が3例報告され、うち死亡は1例となっている。
死亡したのは気管支ぜんそくの発症歴がある30代の女性。この女性の家族がインフルエンザB型に感染したため、予防のためにリレンザを吸入。その後、数分で呼吸苦、四肢硬直、閉眼状態、脈触知不能となり、救命処置を行い一度は蘇生したものの、他院搬送後に死亡した。
なお、この女性は来院時、体温が38.6℃、感染性胃腸炎のため嘔吐もしていたという。
▼外部リンク
[平成25年2月27日]
医薬品・医療機器等安全性情報 No.299
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/file/PMDSI299.pdf
グラクソ・スミスクライン株式会社
http://glaxosmithkline.co.jp/