負担のかかっていた検査時間を大幅短縮で負担を軽減
日本経済新聞が、輸液ポンプ・シリンジポンプの修理実績で国内トップクラスを誇る静岡県富士市の株式会社トライテックが、注射器に入った薬剤を持続的に微量注入するシリンジポンプの簡易検査機器を開発したと報道しました。
トライテックが開発したこの簡易検査機器は、医療機関にとって負担になっていた検査時間を大幅に短縮。今まで30分ほどかかっていた検査時間を、2分ほどに短縮することができるそうです。
高いチェック能力で、流量や時間などを正確に測る
この簡易検査機器は、注射器と同じように装着し、圧力などを検知して流量や時間などを精密に測ります。さらに、測定値や測定日などのデータはテスター本体に約1000件保存ができ、そのデータは、パソコンに転送ができるようになっています。
価格は、20万円の予定。古屋社長は
「従来の方法よりチェックの精度が高い」
としています。
同社では、すでに県内の病院で試作品の精度評価を実施しており、医療機関向けに年約2000本の販売を見込んでいます。
▼外部リンク
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/
株式会社トライテック
http://tri-tech.co.jp/index.html