医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本病院薬剤師会、通知項目で高い実施率―病棟業務の着実な展開反映

日本病院薬剤師会、通知項目で高い実施率―病棟業務の着実な展開反映

読了時間:約 1分54秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年02月25日 AM09:51


■日病薬調査

病棟で薬剤師が関与している各業務の実施率を調べたところ、昨年4月に導入された「病棟薬剤業務実施加算」の算定に必要な業務が高い割合で着実に展開されていることが、日本病院薬剤師会の「2012年度病院薬剤部門の現状調査」で分かった。チーム医療に関する厚生労働省医政局長通知で、薬剤師が取り組むべき業務として示された9項目のうち、5項目は実施率が70%以上と高かった。調査を実施した昨年6月時点の加算の算定施設は全体の12・1%だったが、これら施設は日常的に十分な病棟業務を展開していたと見られ、「新病棟薬剤業務実施加算」新設のインパクトが大きかったことがうかがえた。

■「新加算」算定に弾み

調査は、全国8598施設を対象に実施し、4424施設から回答があった。病棟業務に従事する時間で区分した薬剤師数を見ると、全体の28・2%が所定標準勤務時間の5割以上を病棟で勤務していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外