糖尿病
2006年の時点で世界には少なくとも 1億7100万人の患者がいるとされている糖尿病は、膵臓でつくられるインスリンが不足またはまったく作られなくなり、血糖値が高い状態となる。
血糖値が高い状態が続くと、眼の網膜、腎臓、神経は障害を受けやすく、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害といった合併症を引き起こす。失明したり、人工透析が必要になる場合もある。また、血管の閉塞や壊疽によって足を切断するなど日常生活に支障をきたす事態に陥ることもある。
(画像はウィキメディアより)
重症化させないために
ベネフィットワン・ヘルスケアでは、糖尿病及び糖尿病性腎症患者の重症化予防指導のための「糖尿病重症化予防プログラム」を4月から開始する。
国民健康保険組合や健康保険組合等の組合員から人工透析
への進行の可能性がある糖尿病及び糖尿病性腎症の患者を抽出し、ベネフィットワン・ヘルスケアの管理栄養士・看護師が約6ヶ月、重症化予防のためのプログラムを作成、服薬管理の指導や生活改善のための食事・運動指導を行う。主治医や産業医とも連携してフォローしていく。また定期的に受講者のOB会や食事療法を学ぶイベントなども企画する。料金は1人80,000円。
糖尿病は食事や運動の管理が非常に重要な疾病であり。患者個人だけでは貫徹することは難しい。このようなサポート体制が整ったプログラムは非常に有効であると思われる。(堤朝子)
▼外部リンク
ベネフィット・ワン ニュースリリース2013年2月18日
http://financedl.yahoo.co.jp/