医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】後発品318品目を薬価収載-「ジェイゾロフト」に18社参入

【厚労省】後発品318品目を薬価収載-「ジェイゾロフト」に18社参入

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年12月11日 AM11:00

厚生労働省は11日、318品目を薬価基準に収載する。品目数は、今年6月の前回収載の547品目から229品目減った。医療安全等の観点から販売名称を変更した代替新規の品目が187品目減ったことが主な要因とされる。初の後発品収載は、「塩酸セルトラリン」()など12成分164品目。新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品薬価の「0.5がけ」とするルールは、「塩酸セルトラリン」、血圧降下剤「/アムロジピンベシル酸塩」(=ノバルティスファーマ)の2成分67品目に適用された。

薬価収載の対象となったのは、今年8月17日までに薬事承認された医薬品。収載希望は327品目だったが、局方名収載等により1品目が告示不要となり、安定供給や特許抵触へ懸念が払拭できないなどの理由で9品目が取り下げられたことから、最終的に56社の74成分144規格318品目が収載された。

収載状況の内訳を見ると、内用薬が41成分77規格206品目、注射薬が29成分59規格103品目、外用薬が6成分8規格9品目となった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外