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慢性閉塞性肺疾患に朗報、オロダテロール

読了時間:約 46秒
2012年05月27日 PM01:00

慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Diseases:COPD)は、息を吐くときに肺から出る空気の量が減少し、慢性的に気道がふさがった状態になる。原因としては喫煙、ウィルスや細菌、大気汚染などが考えられる。

ベーリンガーの第2相試験

ベーリンガーインゲルハイムは、COPD患者を対象としたオロダテロールの第2相臨床試験の結果を発表した。本試験は、オロダテロールのレスピマット®ソフトミスト吸入器を用いた1日1回投与と1日2回投与の有効性を、無作為化、二重盲検、並行群間試験である。

オロダテロールは、1日1回投与で24時間にわたる気管支拡張作用が持続する長時間作用性抗コリン薬チオトロピウムの併用パートナーとして、COPD患者を対象に開発を進めている1日1回投与の長時間作用性β2刺激薬である。本試験の結果、オロダテロール1日1回投与は、24時間にわたる気管支拡張作用を示した。

▼外部リンク

ベーリンガーインゲルハイム プレスリリース2012年5月23日
http://www.boehringer-ingelheim.jp/news/news_releases/press_releases/2012/120523.html

 

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