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クラビットとレボフロキサシン「DSEP」が国内での効能追加承認取得-第一三共ほか

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2015年08月26日 PM03:00

広範囲経口抗菌製剤クラビット錠と、レボフロキサシン錠

第一三共株式会社と第一三共エスファ株式会社は8月24日、第一三共が販売する広範囲経口抗菌製剤「(R)錠250mg/500mg/同細粒10%」(一般名:レボフロキサシン水和物)と、同剤のオーソライズドジェネリックである、第一三共エスファのレボフロキサシン錠250mg「DSEP」、500mg「DSEP」、同細粒10%「DSEP」 について、「肺結核及びその他の結核症」の効能追加の承認を取得したと発表した。

二次抗結核薬として併用可能のフルオロキノロン系抗菌薬

結核は、国内で毎年約2万人が新たに登録される感染症だが、薬剤耐性結核や副作用等のため、一次抗結核薬が使用できない場合がある。

レボフロキサシンは国内で抗結核薬として承認されている唯一のフルオロキノロン系抗菌薬であり、二次抗結核薬の一つとして他の抗結核薬と併用することで治療効果が期待されている。

今回の効能追加は、厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で検討され、同適応症に関する開発が第一三共に要請されたことに基づくもの。同社は、同剤によって、結核治療が必要とされる患者の新たな選択肢になることに期待を寄せている。

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第一三共株式会社 ニュースリリース

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