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抗ウイルス剤「レベトール」の効能・効果の一部変更承認を取得-MSD

読了時間:約 47秒
2015年07月31日 PM12:00

ジェノタイプ2型のHCV感染症に対するソホスブビルとの併用が可能に

MSD株式会社は7月29日、抗ウイルス剤「(R)カプセル200mg」(一般名:)が、ソホスブビルとの併用によるジェノタイプ2型のC型慢性肝炎または、C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善を効能・効果として追加する一部変更承認を取得したと発表した。

C型慢性肝炎の治療薬である同剤は、2001年12月に発売を開始。「イントロン(R)A」、「ペグイントロン(R)」などのインターフェロン製剤との併用療法、「テラプレビル」または「シメプレビル」とインターフェロン製剤との3剤併用療法、そして最近では「(R)」と「ペグイントロン」との3剤併用療法が可能となった、幅広く併用できる薬剤だ。

経口剤のみという新たな治療選択肢

今回取得した効能・効果での一日の投与量は、患者の体重が60kg以下の場合は600mg、60~80kg以下の場合が800mg、80kgを超える場合は1,000mgとしている。

これにより、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変の患者に、経口剤のみの治療という新たな選択肢が提供できるようになったと同社は伝えている。

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MSD株式会社 ニュースリリース

 

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