医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 中央社会保険医療協議会総会、残薬対策、薬剤師の役割大―長期処方の見直しも論点

中央社会保険医療協議会総会、残薬対策、薬剤師の役割大―長期処方の見直しも論点

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年04月10日 AM10:00

中央社会保険医療協議会は8日の総会で、2016年度の診療報酬改定に向け、「」について議論した。長期投薬の増加などが原因で、多量の残薬が生じているとのデータを踏まえ、支払側委員などから「役割は大きい」など、残薬の解消に向けた薬局の取り組みに期待するとの意見が相次いだ。日本医師会は、かかりつけ医が残薬を調整しながら薬局と連携して対処する必要性を強調。また、長期処方そのものに問題があると指摘し、「大胆に見直すべき時期に来ている。重要な論点にしてもらいたい」と長期処方の見直しを検討するよう求めた。

この日の会合で厚労省が提示した資料では、長期投薬の増加などにより、飲み忘れや飲み残し、症状の変化によって生じたと思われる多量の残薬が生じていることが示された。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外