衆議院選挙の投開票が16日に行われ、自民・公明の地滑り的な大勝利となった。両党で3分の2を超える325議席を獲得し、民主・国民は約3年3カ月で政権の座から滑り落ちた。日本薬剤師連盟の推薦候補者もこの流れに逆らえず、自民の松本純、渡嘉敷奈緒美の両氏は小選挙区で当選を果たしたが、民主の三井辨雄、逢坂誠二、樋口俊一の3氏はともに小選挙区・比例区で敗れるなど、明暗が分かれた。
■民主逆風を受け3氏落選
民主連立政権に対する激しい逆風の中、この風を受け自民の松本氏(神奈川1区)は開票後、順調に票を伸ばし、民主前職の中林恵美子氏を5万票以上引き離す10万1238票を獲得し当選した。自身のブログで「多くの方に、多大なる護身をいただき感謝申し上げる。新しい自民党が信頼を得ることができるよう全力で取り組みます」とのあいさつを掲載している。