医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、後発品595品目を薬価収載―代替新規増で最多に

厚生労働省、後発品595品目を薬価収載―代替新規増で最多に

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年12月18日 AM09:39

厚生労働省は14日、後発品595品目を薬価収載した。医療安全等の観点から名称変更した代替新規の品目数が大幅に増えたため、「1998年以降、最も多い収載品目」(医政局経済課)となった。初の後発品収載となったのは、アレルギー用薬「オロパタジン塩酸塩」(先発品:アレロック=協和発酵キリン)、精神神経用剤「クエチアピンフマル酸塩」(セロクエル=アステラス製薬)、消化器官用薬「モサプリドクエン酸塩水和物」(ガスモチン=大日本住友製薬)など9成分。このうち、新規収載希望が10品目を超えた内用薬に限って先発薬価の“0・6掛け”とする算定ルールの対象となったのは5成分だった。

■新規は9成分231品目に

収載の対象となったのは、今年8月22日までに薬事承認された医薬品。収載希望は645品目だったが、販売体制の整備や申請手続きに不備があったことや、安定供給に不安があったことなどを理由に26品目が希望を取り下げた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外