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Bluetooth/NFC通信機能搭載、血圧データを転送できる上腕式血圧計を発売-オムロン

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2015年02月02日 PM06:05

、パソコンで血圧管理が可能に

ヘルスケア株式会社は1月29日、Bluetooth通信とNFC通信機能を搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで転送し、専用アプリで管理できる「 上腕式血圧計 HEM-7510C」を2月6日から発売することを発表した。


画像はニュースリリースより

2013年の「国民生活基礎調査」によると、医療機関への通院原因のトップは高血圧症であり、通院者率(通院している患者数を人口1,000人あたりでみた割合)は男性114.0%、女性114.6%と、2010年実施の同調査の男性100.0%、女性105.7%に比べて男女共に増加している。

このように高血圧患者の数が増加する中、高血圧治療や健康管理・疾病予防のために、家庭で毎日血圧を測定し、変動リズムを管理することの重要性がますます高まっているのが現状だ。

測定状態や結果を文字と光で伝える機能も搭載

今回発売するHEM-7510Cは、同社の家庭用血圧計としては初めて、BluetoothとNFCの両方の近距離無線通信技術を搭載した上腕式の血圧計。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送し、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用して、スマートフォン専用アプリ「からだグラフ」やパソコンで、血圧の変化をグラフで管理することができるという。別売品の通信トレイ(HHX-IT4)を使って、USBケーブルで測定データをパソコンに転送することも可能だという。

また、測定状態や結果をわかりやすく文字と光で伝える「お知らせディスプレイ」を搭載。測定を開始すると、測定中であるというメッセージを文字で知らせるとともに、カフ(腕帯)が適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果を光と文字で表示するという。測定終了後には、正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」、測定中に体が動いたり、カフの巻き方がゆるかった場合には、「再測定をおすすめします」というメッセージとともにその理由を表示。正しく測定ができたかどうかが一目でわかるため、安心して毎日の血圧測定を行えるとしている。

さらに、2人分の朝と夜の血圧値を個別に管理し、液晶画面上にそれぞれの8週間分の週平均値をグラフで表示。朝に測定した血圧の週平均値が、家庭血圧の基準値を超えた場合、マークとともに「朝の血圧が高めです」というメッセージが表示され、早朝高血圧の確認に役立つという。

なお今回は、カフの種類や機能の異なる「HEM-7324C」も同時に発売。2機種合計で1年間に6万台の販売を目指すとしている。

▼外部リンク
オムロン ヘルスケア株式会社 ニュースリリース

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