医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 事件・事故 > 病院火災で患者130人が避難 大阪市

病院火災で患者130人が避難 大阪市

読了時間:約 1分1秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年11月27日 AM09:13

約1000床の病院で火災発生

2012年11月24日午後8時15分頃、大阪市都島区の大阪市立総合医療センターで火災が発生し、入院患者ら130人が避難した。

同病院は18階建てで、出火したのは「すみれ病棟」10階の感染症センターの個室。看護師らがベッドのシーツから煙が出ているのを発見し、消火器で消し止めた。

個室に入院していたのは63歳の男性患者。他の入院患者や、この男性患者に怪我はなかった。

(image by stevesimo’s photostream)

出火原因は調査中

同病院によると、火災が起きた部屋は、二重扉で出入りが制限されており、出火当時、男性はベッドの脇に立っていたとのこと。

避難をした患者の中で、気分が悪くなった患者はいないが、

「すごく変な臭いがしてて、煙がすごく出ていて、みんなパニックになっていて」

と、見舞いに訪れていた女性は語っていた。

看護師の的確な消火作業と、迅速な避難誘導で事なきを得たが、大惨事につながりかねない病院火災。出火原因の調査結果が待たれる。

なお、医療安全推進者ネットワークでは、「ほっと情報・ほっと製品」のコーナーで、「防火対策ガイドブック~病院~」を掲載している。参考までにご一読頂きたい。

▼外部リンク


http://www.byouin.city.osaka.lg.jp/ocgh/index.html

FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/

ご参考:医療安全推進者ネットワーク
「防火対策ガイドブック~病院~」のご紹介
http://www.medsafe.net/contents/hot/45bouka/index.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 事件・事故

  • 全国の地方裁判所に提訴された医事関係訴訟の状況を調査、地域差を確認-東邦大
  • 新型コロナ変異株、変異「種」は誤り-感染症学会
  • 医薬品自主回収、クラスII新たに5製剤-PMDA
  • 【オメプラール注用20自主回収】6月17日より回収開始-AZ
  • 【IASR速報】新型コロナウイルスの国内初ヒト-ヒト感染事例-感染研