厚生労働省は、6日に開かれた規制改革会議の「健康・医療ワーキング・グループ」(WG)で、現在、検討が進められている医療用検査薬の一般用への転用について、血液を検体に用いる検査項目がスイッチ化の対象から除外された場合、「最終的に十数種類が検討の対象になるだろう」との見通しを示した。
厚労省は、先月10日の薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会に提示した「一般用検査薬の導入に関する一般原則の見直しに関する骨子」(案)について今回説明。骨子では、一般用検査で用いる検体について、侵襲性のないものを対象にするとの方向性を示した上で、「特に血液を検体とする検査を一般用検査薬とすることは難しい状況にある」としている。