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第一三共 「クラビット」と「レボフロキサシン」で結核症に関する効能追加承認を申請

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2014年10月09日 AM09:00

AGを販売する第一三共エスファと共に

第一三共株式会社と第一三共エスファ株式会社は10月1日、広範囲経口抗菌製剤「(R)錠250mg、同錠500mg、同細粒10%(一般名:レボフロキサシン水和物)」、及びクラビットのオーソライズドジェネリックであり、第一三共エスファが8月15日に国内製造販売承認を取得した「レボフロキサシン錠250mg「DSEP」、同錠500mg「DSEP」、同細粒10%「DSEP」」について、肺結核及びその他の結核症を対象とした日本国内での効能追加承認申請を行ったと発表した。


画像はwikiメディアより引用

難治性結核に対する有意な治療効果を期待

感染症としての結核における標準治療では、抗結核薬に薬剤耐性を示す場合や副作用のために治療継続が不可能となる場合があることが問題となっている。今回、承認申請したレボフロキサシンは、他の抗結核薬と併用投与することで、そうした難治性結核に対し有意な治療効果を示すことが期待されているという。

レボフロキサシンを併用した治療法については、日本結核病学会及び日本呼吸器学会から要望が提出されたことをきっかけに、厚生労働省が主催する「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で検討が行われ、その必要性が認められていた。

そしてこの見解をもとに、厚生労働省より肺結核及びその他の結核症を適応症とする開発要請が行われ、第一三共が追加承認申請に向けて準備を進めていた。

▼外部リンク
第一三共株式会社 ニュースリリース

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