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愛媛大学医学部附属病院、院外処方箋に検査値表示―病院・薬局の情報共有も促進

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2014年09月19日 AM09:39

愛媛大学医学部附属病院は、全ての外来患者を対象に院外処方箋用紙への検査値表示を開始した。A4用紙に院外処方箋と14項目の検査値を表示、コメント欄を設け、がん患者など一部の外来患者を対象に、病院と薬局が相互に情報をやりとりする仕組みを構築した。この連携を通じて、効果や副作用のモニタリング、腎機能に応じた投与量の適正化などの役割を薬局薬剤師に果たしてもらい、より良い医療を提供する体制を強化していく。

A4用紙の左側に院外処方箋、右側に検査値や様々な情報を表示している

愛媛大病院は電子カルテの更新に伴って昨年7月、A5サイズだった院外処方箋様式を変更。A4用紙に院外処方箋と様々な情報を記載することの検討を開始したが、昨年10月から京都大学医学部附属病院が同様の取り組みを始めたことから、これを参考に院内の合意を取り付け、今年5月7日から検査値表示を開始した。

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