使用についての注意喚起
田辺三菱製薬株式会社は、10月19日に同社が販売する「テラビック錠250mg 適正使用に関するお知らせ」を同社HP内にて掲載した。
同社の説明によると、テラビック錠250mgによる重症薬疹に関する注意喚起をしており、使用の際には皮膚科専門医との連携を徹底するよう呼びかけている。
投与中の障害事例
投与中の障害事例(中毒性表皮壊死融解症)は、現在2例の報告があり、そのうち一例に関しては、死亡に至ったことから今回の注意喚起となった。同社は、テラビックの使用に際しては、必ず皮膚科専門医との連携を行うよう注意している。また 引き続き使用する場合は、重篤な皮膚障害の発現に十分な注意をするよう呼びかけている。
テラビック錠250mgについて
「テラビック錠250mg」は、通常C型慢性肝炎抗ウイルス作用があり、C型肝炎ウイルスの増殖を抑える作用がある。また、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)およびリバビリンと一緒に使用することにより抗ウイルス作用が増強される。
主な副作用
本薬の主な副作用として、「貧血・発熱・けん怠感・食欲減退・発疹・頭痛・脱毛症・不眠症」などが報告されいる。
また、次のような副作用があった場合、副作用の初期症状である可能性があり、すぐに服用をやめ、医師に相談するよう促している。
・発熱、皮膚の広い範囲が赤くなる、目の充血や唇のただれ[皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
・発疹、発熱、リンパ節のはれ[薬剤性過敏症症候群]
・尿量の減少、むくみ、体がだるい[急性腎不全]
・めまいや疲れやすい、頭が重い、息切れ[貧血、ヘモグロビン減少]
・発熱、寒気、関節・筋肉の痛み[敗血症]
・発疹、発熱、リンパ節のはれ[薬剤性過敏症症候群]
・尿量の減少、むくみ、体がだるい[急性腎不全]
・めまいや疲れやすい、頭が重い、息切れ[貧血、ヘモグロビン減少]
・発熱、寒気、関節・筋肉の痛み[敗血症]
これらは副作用全てではなく、上記以外でも気になる症状・体調の異変・皮膚など表皮の異変があった場合に関しても、医師または薬剤師に相談が必要であると説明をしている。
▼外部リンク
テラビック®錠 250mg 適正使用に関するお知らせPDF
http://di.mt-pharma.co.jp/file/pdf
テラビック®錠 250mg 添付文書
http://www.packageinsert.jp/detail/622105001/テラビック