10月12日発表
塩野義製薬株式会社(以下、塩野義製薬)は、特発性肺線維症治療薬「ピレスパ®錠(以下、ピレスパ錠)200mg」の韓国での新発売にあたり、同国における販売に関するライセンス契約をしている日東製薬株式会社(ILDONGPHARMACEUTICAL Co., Ltd. 以下、日東製薬)に向け、9月末から同製品の供給を開始した。
同製品は、塩野義製薬がマルナック社(米国)およびKDL株式会社(本社、東京)から導入、国内で開発。世界で初めて「特発性肺線維症」を適応症とした製造販売承認を取得(2008年10月)、同年12月より国内で販売開始した。
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韓国では、2011年5月に日東製薬が塩野義製薬とのライセンス契約締結後、同社が開発を進めこの7月末に韓国における販売が承認された。
同製品は、線維化そのものを抑制するという新しい作用機序で同病の進行を抑えることが期待され、日本国内の多くの患者の治療に用いられている。
塩野義製薬は、製品の安定供給のみでなく、国内で蓄積された数々の臨床エビデンスなどの提供によって、韓国での治療を支援。アジアにおける新たな臨床エビデンスの構築に向け、日東製薬との連携を図る。
▼外部リンク
シオノギ製薬プレスリリース
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/121012.pdf
ピレスパ錠200mg添付文書
http://www.packageinsert.jp/detail/ピレスパ錠200mg