人材確保ではなく、人材の定着に着目
株式会社JTBコーポレートセールスは5月19日、株式会社フェアアンドイノベーションと共同で「ホスピタルバリューアップサポートセンター」を6月1日に開設することを発表した。
画像はプレスリリースより
ホスピタルバリューアップサポートセンターは、医療機関における優秀な人材などの育成・活用・定着をサポートするサービス。これまでも、人材確保などの採用活動に対するサービスは存在したが、人材の定着にフォーカスを当てたものはあまり存在していなかった。
職場の活力とワーク・ライフ・バランス、定着の鍵となる要因を可視化
ホスピタルバリューアップサポートセンターは、同サービスの開設に先立ち、2013年10月に全国の看護師を対象に「就業意識調査」を実施。また、病院の責任者(院長、看護部長)との100回以上もの面談を行ったという。
それらの情報をもとにNPO法人日本タイムマネジメント普及協会と共に「リテンションサーベイ」を開発した。このサーベイは、「職場の活力づくり」と「ワーク・ライフ・バランス」の鍵となる要因を可視化出来るシステムであるという。
サーベイにより可視化される指標は、全国平均値との比較による自院のポジショニング、組織活性化策の方向性、個々の看護師の成長意欲、離職懸念指数など。既にトライアル調査を実施した病院を中心に、3施設約2,000名の導入が決定しており、2014年度内に15の医療機関からの取り扱いを目標としている。(山本 泰佑)
▼外部リンク
株式会社ジェイティービー プレスリリース
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/