厚生労働省は11月29日、ラインファーマの経口人工妊娠中絶薬「メフィーゴパック」の使用に関する通知を改正し、関係団体による講習などの実施をはじめ適正使用を確実に進めるための体制整備が完了するまでの間は、入院可能な有床の病院や診療所で使用するよう関係団体に要請した。一方、同剤はミフェプリストン、ミソプロストールを投与するパック製品で、2剤目のミソプロストールを投与された人に対しては居住地が投与施設の近隣でない場合には入院・院内待機が必須とされていたが、帰宅が可能となった。
通知では、メフィーゴの投与を受ける人の居住地が処方した医療機関の近隣でない場合、ミソプロストール投与後は胎嚢が排出される間は院内待機を必須とした。