政府は11月29日、2024年度補正予算案を閣議決定し、厚生労働省分では8454億円を計上した。創薬力強化に向けたイノベーションの推進や医薬品等の安定供給確保に442億円を充てるほか、電子カルテ情報共有サービスの構築、電子処方箋のさらなる全国的な普及拡大等の促進に274億円を計上した。
創薬エコシステム・創薬クラスターの発展支援には100億円を計上し、そのうち創薬クラスターキャンパス整備事業では、各地の創薬クラスター内で不足している動物実験施設やインキュベーションラボの建設、スタートアップの成長に資する取り組み等に要する費用を支援するため、70億円を充てる。