日本薬剤師会の岩月進会長は7日の定例会見で、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会において、一般用医薬品の第1類~第3類とする現行のリスク区分を維持する方向性が示されたことに言及。「ドラッグストアで専門家が継続的に管理することが実行されれば、(当初の2区分案から)元に戻すのは意味がある」と理解を示した。
岩月氏は、乱用の恐れのある医薬品についても、販売・情報提供を行う場所への専門家の継続的な配置を前提に、購入者の手の届かない場所に陳列する「空箱規制」ではなく、専門家の目の届く範囲(概ね7メートル)に陳列することを許容する方向にも賛同する考えを表明した。