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薬事日報社、【本紙調査】薬系大学入学者数、今年度も一部に大幅超―総定員は6年連続で減少

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2014年05月14日 AM09:45

2014年度の薬科大学(薬学部)の入学者数は、入試方式が異なる北大と東大を除くと1万3505人で、定員の1万2698人をオーバーし、一昨年以降“定員割れ”を免れている。ただ、定員に対し入学者数が10%超の大学も少なくなく、20%超と定員を大きく上回る大学も6校あった。一方、全体の定員は13年度に比べ40人減の1万2858人となり、最も定員数が多かった08年度以降、6年連続して減少し続けている。本紙調べで明らかになった(表参照)
今年度の薬科大学(薬学部)の定員数は13年度に比べ減少したが、これは6年制の広島国際大薬学部が160人の定員を14年度に120人に減じた影響。全国の薬科大学(薬学部)の定員は、薬学部新設ラッシュの最終年度に当たる08年度に鈴鹿医療科学大と立命館大が薬学部を設置し、現在74大学・学部が出揃った時点で、一部大学での定員増もあって1万3494人(07年度は1万3274人)と過去最多人数に達したが、翌09年度は1万3314人に減少し、12年度には1万3000人を切り1万2958人と減少を続け、14年度にはピーク時より636人、約5%減少した。

学科別には6年制学科の定員は1万1470人(対前年度比40人減)、4年制は前年度と同様に1388人だった。これに対し入学者数は、国公立系を中心に初年度に少なくとも科別人数が確定していない北大、東北大、東大など8校を除くと6年制は1万1591人(13年度1万2007人)、4年制は1147人(同1062人)となり、6年制の入学者数が400人強減少したが、4年制は80人余り増加した。

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