厚生労働省は8日、バイエル薬品の血液凝固阻止剤「
イグザレルト」(一般名:リバーロキサバン)とMSDの抗真菌剤「
ノクサフィル」(ポサコナゾール)について、添付文書の使用上の注意を改訂するよう製造販売業者に指示した。
ポサコナゾールの投与によりリバーロキサバンの血中濃度が上昇し、リバーロキサバンの抗凝固作用が増強され、出血の発現が懸念されることが報告されている。そのため、リバーロキサバンはポサコナゾール投与中の患者、ポサコナゾールはリバーロキサバン投与中の患者を禁忌とすることを追記するよう指示した。