医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】29年度末65%以上を新目標-後発品の金額シェア設定

【厚労省】29年度末65%以上を新目標-後発品の金額シェア設定

読了時間:約 2分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年03月18日 AM10:54


厚生労働省は、後発品の金額シェアを「2029年度末までに65%以上」とする新目標を14日の社会保障審議会医療保険部会に示した。主目標を「後発品の数量シェアを全ての都道府県で80%以上」とする数量ベースの目標を継続する一方、バイオシミラーの新目標値と後発品の金額ベースの目標値は副次目標に位置づける。29年度までの第4期医療費適正化計画基本方針を期中改定し、後発品新目標を盛り込む。

後発品の数値目標は、24年度から5年間の同基本方針で、従来の数量ベースから今年度中に金額ベース等の観点を踏まえて見直すこととされている。薬価調査における後発品使用割合は、昨年9月調査の速報値で80.2%に達する一方、バイオシミラーも含めた金額シェアでは56.7%と乖離がある。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国民医療推進協議会】薬局の厳しい状況訴える-賃上げと物価高に財源を
  • 【官民対話】中間年改定廃止を業界訴え‐行政側からは慎重な回答
  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言