地域医療に必要な人材を養成
神戸大学は4月21日、神戸大学医学部附属 地域医療活性化センターが完成し、18日に開所記念式典を開催したことを発表した。
(画像はお知らせより)
医学部西側に完成したセンターは、地域医療活性化を目的に、神戸大学と兵庫県が連携して建設。医師をはじめとする医療を担う人材に対し一貫した教育研修を実施し、県内の地域医療に必要な医療従事者の養成を図ることを目的にしているという。
兵庫県地域医療支援センターも併設
同センターは、鉄骨地上3階・地下1階で延べ3,393平方メートル。1階は受付と事務所、2階は研修室、3階は病理診断技術トレーニングセンターや遠隔画像診断支援センターなど。地下1階は先端外科医療・内視鏡トレーニングセンター、臨床基本技術トレーニングセンターとなっており、県内の医療機関に勤務する医師やメディカルスタッフを対象に教育プログラムを展開し、スキルアップに貢献するとしている。
また、建物内には兵庫県地域医療支援センターを併設し、県養成医や兵庫県からの奨学金貸与を受けた県養成医学生(地域特別枠学生)、兵庫県内のへき地を含めた地域病院に赴任する医師に対し、活性化センターと連携して卒前・卒後を通じた支援を行っていくという。(小林 周)
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