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GEヘルスケア 医用画像クラウド型保存サービスの新バージョンを発売

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2014年04月16日 PM03:10

導入・運用コスト削減と新機能でより効率的に

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、同社が2011年より提供している、医用画像クラウド型外部保存サービス「」(いちのくら)の最新バージョンとなる「2.0」を4月7日より販売開始した。新料金体系と新機能が整備されている。


(この画像はイメージです)

医知の蔵は、同社の医用画像管理システム(PACS)を導入している医療機関で、CTやMRI、PETなどの撮影画像を、ソフトバンクテレコム株式会社が保有するデータセンター設備を活用し、外部保存するタイプのクラウド型医療サービス。増加の一途をたどる大量のデータに対し、院内管理を行う場合に比べ、必要となる人件費やサーバー代、電気代などのコストを省き、災害時をはじめとする緊急時のデータ損失リスクも回避できるといったメリットがあるという。

医知の蔵2.0では、既存サービスの安定性や効率性はそのままに、新たな料金体系を採用。より導入しやすく、コスト削減が図れるようにしたほか、施設内での効率的な画像管理を可能にする新機能も搭載した。資源の集中投下で、効率的な医療経営・診療全般をサポートするとしている。

政府主導の医療機能分化・連携推進を見据え、情報連携ソリューションを

GEヘルスケア・ジャパンでは、2025年に向け、政府が主導する医療の機能分化・連携の推進を背景に、病院間・地域間での情報連携の必要性が高まっていると指摘。こうした流れを見据えたクラウドソリューションの1つとして医知の蔵のサービス強化を進めるほか、今後の画像連携サービスの展開も目指し、より医療機関が導入しやすいスキームの提供に努めていくとしている。(紫音 裕)

▼外部リンク

GEヘルスケア・ジャパン プレスリリース
http://www3.gehealthcare.co.jp/ja-JP/News_and_Initiatives/

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