電子処方箋の受付を開始している薬局が全体の1割であることが、日本保険薬局協会(NPhA)が実施した調査で明らかになった。計画としては74%の企業が2024年3月末までに順次運用を開始すると回答しており、NPhAは「2025年3月までに全薬局が電子処方箋を導入する政府目標には十分間に合う」との見通しを示している。
調査は、3月7~31日までにNPhA正会員101社1万0590薬局を対象に実施した。オンライン資格確認システムが稼働している薬局は95.5%、電子処方箋の受付を開始している薬局は10.7%、電子処方箋の受付実績があるのは19薬局だった。電子処方箋対応のシステム改修を完了している薬局は16.3%あった。