日本OTC医薬品協会は、医師や薬剤師、健保組合、ドラッグストア、患者・消費者らの代表で構成する「アドバイザリーボード」を新設し、13日に初会合を開いた。セルフメディケーション、スイッチを含むOTC薬の使用促進策の議論を深め、協会の施策に生かすほか、政府、関係団体に働きかけ、取り組みを促す。協会のスイッチを含むOTC薬の使用促進目標も検討する。2023年の「骨太の方針」への盛り込みも目指す。
セルフメディケーションの推進策、OTC薬使用促進策は、厚生労働省に担当組織が設けられたが、22年の改革工程表に明記されず、推進目標も設定されていない。OTC薬協は、厚労省にOTC数量目標、スイッチ推進の環境整備などを要望してきた。