日本薬剤師会は、2023年1月から稼働が予定されている電子処方箋への電子署名に対応するため、審査体制の整備を目的として一時停止していた薬剤師資格証(HPKI)の申請受付再開に向け、2022年度末までに4万2000薬局で2人の薬剤師がHPKIを保有できる体制を目指す。月に1万4000枚の申請書類を審査できる体制を整備するため、発行可能な施設・設備を構築し、人材確保と教育、対応可能なスペースも確保する。
「骨太の方針2022」では、2023年4月から保険医療機関・薬局でオンライン資格確認システムを原則として導入を義務化することが示され、電子処方箋は同時期までにオン資システムを導入した施設の7割程度を目標とした。