厚生労働省は4日、一定以上の供給量を満たしながらも出荷調整中にある医療用医薬品130成分・規格について、企業が販売する製品(銘柄)ごとの出荷状況を公表した。品目ベースで見ると供給状況に濃淡があり、調査全体では約3割の製品で通常よりも出荷量が減少していることが分かった。
今回、調査対象となった成分規格は、2021年9月の供給量が2020年9月の供給量よりも5%以上増加し、成分規格全体として概ね需要を満たしているもの。出荷調整中の130成分規格について、製造販売企業が販売する製品ごとに出荷状況を調べた。